アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2014/01/06 23:58
サトポケ過去捏造ネタです

いつかこのネタを使いたいから書いちゃいました

シリアスです

補足・・・ポケモン達は8~10歳で生まれます






ピカ「あのさ、どうしても教えてほしい事なんだ。『誰にも言わない、言いたくない』と思うのは自由だけどさ・・・僕もリーダーとして、皆の事をもっと知りたいんだよ。何でも一人で抱えてたら、いつか自分は壊れる。僕は、君達が壊れないよう守りたいんだ。本当はサトシに言うのが一番いいんだけど、君達はサトシには一番言いたくないんだよね。だから、僕に言ってくれないか?君達の消えない過去の事」

「・・・実は・・・」

Kingler Story

キン「これはさ、もう大丈夫なことだと思うから黙ってたんだけど・・・でも秘密にしといてくれよ。

俺さ、10歳で生まれてきたんだ。生まれる前に父さんが無くなったんだよな。だからずっと、母さんが憧れだったんだ。綺麗な母さんでさ、家事も凄くて、俺にとっては憧れの存在だったんだ。それでずっと真似してたんだ・・・それで家事を覚えたんだよな。

 俺が12歳くらいのとき、母さんが殺されたんだよ。犯人はその住んでた場所の権力者でさ・・・母さんを妻にしたかったらしいんだ。綺麗で家事全般すごく上手な母さんが欲しかったらしい。勿論母さんは断ったんだよ。母さんが愛しているのは、俺と亡くなった父さんだけだったから。そしたら死刑にされることになった。俺はあの時、何で母さんが殺されなきゃいけないのか、わからなかった。でもさ、不幸って続くもんなんだな。

権力者は、俺に目をつけたんだ

 俺はその町から逃げた。勿論、権力者たちは俺を捕まえようとしていた。あの時だけ、背が小さくて良かったと思ってる。小さい体を利用して、俺は遠くまで逃げた。逃げる途中、何人か俺を助けてくれたんだ。そしたら、サトシと出会ったあの砂浜にいた。俺は死ぬわけにはいかなかった。母さんが殺される少し前に預かった最後の手紙。

『生きて 私よりも長く生きて それが私の最後の願い 愛する子供の幸せ』

それからずっと、俺は逃げながら自分の幸せを探した。そんな時、サトシと出会った。今では、ここは俺の幸せの場所なんだよ。でも、時々怖くなるんだ。大丈夫だとは思うんだけど、アイツが追ってこないかって・・・」



Noctowl Story

ヨル「まぁ、話すほどの事ではないと思うが、話しておこう。話さないと、後で何言われるか分からないからな。

9歳で私は生まれた。色違いに生まれた私は、周りの者たちから『呪われた子』『悪魔の子』などと言われてきた。そのせいで、私は暴力を受けた。母は私を生んですぐに亡くなったらしい。だから、私を守ってくれるのは父だけだった。

 11歳くらいの時だったか。眠りから覚めた私が周りを見ると、誰一人いなかった。父もいなかった。私のそばにあったのは、たった一つの父からの手紙。他何一つ聞こえなかった。その手紙は、私を闇に引きずりこもうとしてる内容だった。

『お前はもう私の子ではない』

 昨日まで一緒にいた父が私を見捨てた。理由は簡単、色違いだったから。私が色違いだから、それを狙ってやってくるトレーナーやハンターたちがこの森を荒らしたのだ。この森に棲んでいるポケモン達は皆逃げだした。父も、私を捨てて逃げた。この森にいるのは、多分私と人間達だけだったと思う。
 その日から誰も信じられなくなった。誰も私の領域に入ってくるな、私は一人で良い、そうずっと思っていた。

サトシに出会うまでは

 私はサトシの仲間になれてよかったと思う。孤独だった私を、救ってくれたのはサトシ達だからな。

だが、恐怖心は簡単には消えてくれない。誰かが目覚める前に寝ると、仲間がいなくなりそうで怖い。だから私は誰かが起きた時に寝る。日中でも起きるときはあるが、基本寝る。誰も寝てる時間に起きているのは、もう一人になりたくないからな

まぁ、寝るのは勿論種族柄って言うのもあるから、気にしなくても構わない。それに、この話をしてもどうすることも出来ないからな。」



Heracross Story

ヘラ「俺さ、多分一番まともな方だと思うんだよな。だから『そんなことで相談するな』って言われる覚悟は出来てる。でも、何時か話さなきゃいけなかった事だから・・・せめてお前にだけ話させてくれ。

 俺、8つで生まれてきたんだ。父様も母様も仲良くて、普通の家庭だったんだよな。一緒に食料探したり、家族みんなで散歩したりたのしかった。

 俺が7つの誕生日。その日は嵐で、雷も酷かったから避難してたんだよ。でも、その雷が近くの木に当たって山火事になったんだ。俺達は、その場から逃げようとした。でも、俺が転んだ時、木が突然倒れて俺の脚の上に落ちたんだ。周りはどんどん火に覆われていって、怖くなったんだ。だから必死に『助けて』って叫んだんだ。そしたら、父様達がオレの声に気づいて助けに来て・・・あの時は嬉しかった。
その後、父様が俺を担いで、皆で森の外に逃げようと走った。あと少しで出られる。そう思ったとき、父様が俺を火の外に向かって投げた。俺は火の中から出られたが、同時に『ドオオォォォォン!!』と音がしたんだ。俺は起き上がると、その音の正体が分かった。

父様と母様が、倒れた木に巻き込まれた音だった

 俺は父様達の所に行こうとしたら、周りの人たちに止められた。火はどんどん大きくなっていく。他の人達が助けに行こうとしたら・・・

『私達に構わず逃げて!!』

母様の声が聞こえた。その声と同時に木がどんどん倒れていった。俺は誰かに担がれて、その場から離れていった。どんなに抵抗しても、その人は離してくれなかった。

あの日の山火事は被害は小さくて、近くに水技を使える奴が消してくれたんだ。でも、父様と母様は亡くなった。俺があの時『助けて』って言わなかったら、父様と母様は死なずに済んだかもしれないのに・・・
その日以来、俺は助けてって言えなくなったんだ。俺が『助けて』って言うと、また誰かが無くなってしまいそうで・・・
今の話が信じられないと思うけど、本当の事なんだ。誰にも見せてこなかったけど・・・俺の背中と足に火傷の跡が証拠だ」



Buizel Story

ブイ「話すのは良いが、この話をしたら多分・・・お前は距離をとると思う。そのくらい最低な事をしてしまったからな。

 俺は10歳で生まれて、12歳まで何もなかった。その時、私は一人の友人がいたんだ。アイツとは意気投合して、相棒と呼べるくらい仲が良かったんだ。いつも一緒に修行したり、話をしたり過ごしていた。

 ある日、相棒の所へ行こうとしたら、相棒が倒れてたんだよ。俺が駆け寄ろうとしたら、いきなり体が痺れて動けなくなった。何が起こったか分からない俺の目の前に、とある人間がいた。そいつは密猟者だった。俺が痺れた原因は、ソイツが持ってたポケモンの電磁波をくらったからだった。

 この密猟者は相棒を狙ってたらしい。俺は何とか立ち上がって、相棒を助けようとした。だが、体が痺れ、敵の数が多すぎたからか、俺はやられてしまった。密猟者は相棒を檻に入れ、その場から離れようとした。俺はそれを止めようと必死に攻撃する。だが、俺の技は効かなかった。追いかけようにも体が上手く動かない。

そのせいで、俺は大事な相棒を失った

 俺は相棒を助けられない弱者であり、最低な人間だ。その日から俺は修行し続け、強者を求め、戦い続けた。もう二度と負けないために、誰かも守れるように。もう誰も、相棒のようにさせないように。

 そしたら、いつの間にか戦闘狂になってしまったな。一番大事な理由を忘れてたなんて・・・俺は大切な相棒を守れない最低な人間だ。だから俺はもっと強くなる。それと、もしどこかで相棒に出会えたなら謝りたい。そして助けてと求めてきたら、今度こそあいつを助けたい」



Palpitoad Story

ガマ「・・・俺、説明嫌いだから。簡単に言う。

 俺は9歳で生まれて、ちょうどその時期にあったんだよ。俺の住んでた場所、昔大喧嘩してたんだ。理由は凄くくだらない。どちらが上手いかという事で揉めてたらしい。最終的に歌で決めることになった。

 歌は一人だったり、合唱だったりいろいろ。でもさ、皆『俺の方が上手い』みたいな感じで歌っててさ、歌の歌詞とかそういうのどうでもよく歌ってんだよ。俺はそういうの嫌いで、聞いてるだけでも嫌だった。そんなこと考えてたらさ、舌がおかしくなっちまったんだよ。

 甘い・辛い・苦い・渋い・酸っぱい・塩味・・・いろんな味覚が俺を襲ってくる。正直言って、舌がおかしくなる。そんなことを考えていると、俺は気を失って倒れてしまった。

 目が覚めると、俺が倒れたことで喧嘩は治まった。その日から、俺は群れのボス候補として育てられた。でも、俺の味覚は元に戻らなかった。相談したら共感覚という事を教えてくれた。

 でもさ、俺はココに来てよかったと思ってる。皆と歌ってると不思議な味になって美味いんだよな。だからもう気にしてねぇよ」



Krookodile Story

ワル「俺のは前に離した通り、智沙の過去だった。でもさ、皆に話してないこともあるんだよ。それを話すけど、今度こそ誰にも言わないでくれ。

 俺さ、8歳で生まれたんだよ。いじめられたのが9歳くらいの時かな?前に一人ぼっちで群れでずっと一人ぼっちって言ったよな。でもさ、普通群れに両親いるから一人ぼっちになるわけないし、虐めなら両親が助けてくれるだろ?でもさ、その時に両親がいなかったんだよな。

 俺の両親がいない理由はさ、母さんが俺を産んですぐに亡くなった。父さんは『母さんがいないなら生きる意味がない』って言って後を追うように自殺した。俺・・・というか智沙は、両親が死ぬ光景を見てることしかできなかった。そして俺はその群れの中、一人で過ごすことになった。リーダーは生まれたばかりの俺に、必要最低限の知識だけを教えて、あとは俺を放置した。

 これは今でもあることなんだけどさ・・・智沙、時々フラッシュバック起こすんだよな。智沙の性格上、騒ぐことはないんだけど・・・凄い吐き気を起こすんだよな。まぁ表に出てるのは俺だから、なるべくバレないように移動して吐いてる。前に何人かにバレるところだったけど、何とか誤魔化してんだ。

だからさ、またフラッシュバックが起こったらフォローしてほしいんだ。流石にこれ以上、一人で隠すのは限界あるしな・・・」



Fletchling Story

ヤコ「俺の過去なんだけどさ、引かないでくれよ?まぁ、そういうのも慣れてんだけどさ・・・

 俺さ、10歳で生まれてきたんだけど・・・犯罪起こしたのもそんくらいの時なんだよ。俺さ、虐待を受けてたんだよな。親父は麻薬依存症、お袋はアルコール依存症で、完全にネグレクト状態だったな。何を話しかけても暴力を受けてたんだ。その証拠に俺の背中、カッターげ切り付けられた跡が残ってんだ。といっても、1・2回切り付けられた程度だけど。まぁ、ほとんどが殴られたりだったからさ・・・

 言い訳に聞こえると思うけど・・・俺が窃盗するようになったのは、親に殴られないようにするためだ。親からよく『金目の物盗んで来い』だの『酒・麻薬買ってこい』だの言われてたんだよ。命令に従わないと、何時殺されるか分かんない状況だったからさ。あ、俺は酒も麻薬もやってないぜ。親が酒・麻薬にはまっている時、俺はその場から離れたんだ。近くにいたら殴られるし・・・

 でさ、しばらくそんな生活をしていると、俺の親は捕まった。俺も捕まるかなと思ってたんだけどさ、補導されて終わったんだよ。どうやら、周りの人達が俺達の事調べてくれてたみたいなんだ。

その後、窃盗は回数が減った程度。やらないとまた誰かに殴られそうで怖いから。サトシにゲットされて、もう窃盗はしなくなったぜ。正直、がめることはしてるけどな。・・・でも、昔の自分に後悔はしている」


ピカ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

ピカ(皆・・・馬鹿だな・・・)

ピカ(何でそんな大事な事、話さなかったんだよ・・・)

ピカ(キングラー・・・もしかしたらまた襲われるかもしれないじゃん)

ピカ(ヨルノズク・・・君をもう一人にしないよ)

ピカ(ヘラクロス・・・大丈夫だから、助けを呼んでいいんだよ)

ピカ(ブイゼル・・・理由は分かるけど、無理しないで)

ピカ(ガマガル・・・歌はみんなを幸せにするって・・・言ったの君じゃん)

ピカ(ワルビアル・・・フラッシュバックがあったら、次から教えてね)

ピカ(ヤヤコマ・・・もう誰も殴らないよ)

ピカ(僕は、皆を守りたいんだ)

ピカ(だって僕は皆のリーダーなんだ)


サト「そうことがあったのか。でも、俺に話してよかったのか?」
ヤコ「これは、皆で話し合ったんだよ」
ヨル「ピカチュウは絶対抱え込むからな」
ヘラ「なんだかんだと言って、俺達と同じだからな」
ガマ「俺達の秘密を知ってるのは、俺達とピカチュウだけ」
キン「秘密を持ってる者同士、秘密を守ることにしたんだ」
ワル「だから、サトシも俺達の秘密誰にも言うなよ」
サト「分かってるよ。でもこの事、ピカチュウにも言っておくからな」

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現時点で一番好きなポケモンはサトシのワルビアルです。
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