アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2014/12/31 00:04
多分これが今年最後の作品です
いやまだ続きますよ?年明けたら続き更新するだけであって!
てか、大晦日(今日)も元旦(明日)も仕事orz
まぁ、元々予定なかったからいいんですけどね。






東京のとあるスタジオ。今日ここで黄瀬が出たいと言ったオーディションが行われる。
ここに集まっている人達は黄瀬を含めた全員、一次審査(書類選考)を合格している者達だ。
先ほど二次審査(面接)が終了し、合否が発表された。合格者は午後に行われる三次審査(演技)を待つのみ。
三次審査が行われるまで、各自食事を取ったり、台本のチェックをしていた。

黄瀬も二次審査を合格した。合宿所から寄り道せずに事務所へ来たため、近くのコンビニへ昼食を買いに行った。

黄瀬「あれ?」
昼食を買った帰り道のところだった。
黄瀬「今の・・・もしかして・・・」
黄瀬が事務所の隣の建物の前の人達を見ていた。
黄瀬「・・・・・・でも、まだ最中のはずだし・・・・・・・・・・・気のせい?」
武内「どうした?」
黄瀬「黛さんが知らない人に担がれているんスけど・・・」
武内「そんな訳ある・・・か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??」

武内もその建物の前にいる人達を見る。ちょうど建物の中に入るところだったので、担がれてる人の顔を見れたのは一瞬だった。が、あれは黛だった。もしかしたら黛にそっくりな人なのかもしれない。

審査員「あら、どうかしたんですか?」
スタジオから審査員の人が出てきた。黄瀬は慌てながら、武内は礼儀正しく挨拶をする。審査員は黄瀬の態度に笑いながら挨拶をする。黄瀬は顔が真っ赤である。
審査員「お隣の建物が気になるんですか?」
武内「知っているんですか?」
審査員「私の家、この近くなので」
武内「黄瀬、お前は昼食をとってイメトレをしてろ」
黄瀬「え?でも・・・」
武内「お前の演技審査が終わったらちゃんと話す。どうしても出たい映画なんだろう?」
黄瀬「!!」
武内「なら、今はオーディションに集中しろ。それと、絶対に公開をしない演技をするんだぞ」
黄瀬「監督、ありがとうございます!!」

武内「すみません。少しお話いいですか?」
審査員「いいですが・・・でもあまり関わらない方がいいですよ?」
武内「え?」
審査員「あの建物、実はとある人の家なんですけど・・・変な噂が流れてて・・・」
武内「変な噂ですか?」
審査員「自分の好みの人を誘拐して監禁するらしいんですけど、中には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

























黛「・・・ん?」

目が覚めると、知らない部屋のベッドの上で寝ていた。

黛「ここは?・・・・・・・・・・・・・・ああ、そういえば誘拐されたんだったな・・・」
いつの間にか猿ぐつわも手足を縛っていた縄もなくなっていた。
この部屋は机やベットなど必要最低限なものが準備されていた。



~只今より実況もどきタイムに入ります~ピンポンパンポーン

部屋の広さは大体十畳位か?家具置いてるから広いか狭いか微妙だ。

窓は身長より高いところにある。俺の身長、自動販売機より1cm低いぐらいなのに・・・
まぁ、手が届・・・・・・・・あ、鍵に手が届かん(´・ω・`)チクショウ。外の空気吸いたい時どうすればいいんだオイ。

机に引き出しはなく、数本のペンや小さいメモ帳、それとパソコンとヘッドホンがあった。

本棚には・・・ヤッ○ーマンとかはっぴ~○ッピとか何か小学○年生とかに収録されてる漫画だけだった。
誘拐犯のチョイスェ・・・コロ○ロとか○ゃおとかだったらまだ許そう。ラノベところか小説無いんかい。

ベッドの下は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でゴキブリホイホイがたくさん置いてるんだ。どんだけこのベッドの下に来るんだマジでやめろ下さい。

まさかクローゼットがあると思わなかったが、一応中を確認した。おい待て何でゴスロリしかねぇんだよ。
あと何で服のサイズはあってんだよ本のチョイスはおかしかったのに。

で、この部屋には二つドアがある。一つは鍵が掛かっていたから出入り口用だろう。もう一つは・・・トイレと風呂だった。

最後に小さな冷蔵庫の中を見た。中には飲み物が入っていたが・・・何で全部賞味期限が5年以上も過ぎてんだよイジメかこの野郎。



以上実況もどきタイム終了します・・・って、これ実況になるのか?ただ置いてるものにツッコミを入れただけだしな・・・


そういえば、ポケットに入れてたはずの携帯がないな。アイツ等に取られたか?

窓から見えるのは建物の壁。窓からは向こうの建物の窓も見えるが・・・向こうからここが見えるかと言われれば微妙だ。

パソコンはネットが出来る。といっても、知っている奴のアドレスもLINEのIDもうる覚えだから連絡ができない。とりあえず、誰か来るまでネットサーフィンすることにした。



ガチャッ

いきなり扉が開いた。ネットする暇もなかった。せめて小説一つくらい読ませろや。


???「千尋くん、会いたかったよ」
黛「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
正直、現れた人がわからない。でもどっかで見たことある顔だった?
???「あれ?僕のこと知らない?結構有名なんだけどなぁ~」つ【雑誌】
俺は相手が渡してきた雑誌を見てみた。その中に『男性向けファッションブランド『Margarida』』の特集があり、この人が写っていた。この人は登園時という人らしい。
登園時「あぁ、やっと千尋くんが僕の家にいる。ずっとこの時を待っていたよ。10年前は失敗しちゃったけどね」
黛「!!やっぱり昔俺を誘拐しようとしたのは・・・」
登園時「うん、僕だよ」
黛「海里は?海里は無事なんだろうな!」
登園時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黛「それに、俺を誘拐した理由はなんだ。どうするつもりだ!」
登園時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





































うるせぇよ」

その声と同時に、俺の首元にナイフの刃が当てられた

登園時「君はもう僕のものなんだ。ほかの事なんてどうでもいいだろう?君にはずっとここで暮らしてもらうつもりだ。大学のことは気にしないで。ちゃんと通わせてあげるから。でもそれ以外の外出はほどほどにさせるからね。でも誰かと話したり、誘拐されたって言ったらすぐコレクションにするつもりだよ?それが嫌なら、ちゃんと僕のことは守ってね?まぁ、大学が始まるまではこの家から一歩も出さないけどさ♪」
コイツ、目がイカれてる。
黛「コレクションって・・・」
登園時「ああ、やっぱり一度教えたほうがいいね。まぁ、そういうことも考えて、ちゃんと持ってきたけどさ」

登園時は一つの大きな箱を持ってきていた。一人でどうやって運んだんだって思うくらいの大きな箱。

だが、俺は後悔した。登園時が蓋を開けたとき、体から全ての力が抜けて立てなくなってしまった。





















審査員「誘拐されて言うことをかなかった人は殺されて、人形見たいにおめかしされて、箱の中にいれて冷凍保存されるらしいの。まぁ、あくまでも噂ですけどね」












Prrrrrrrガチャッ
原澤「はい、原澤です」
武内「もしもし、武内だ。そっちに黛はいるか!?」
原澤「スミマセンが、また後でかけ直しても・・・」
武内「今、黛らしき人が建物の中へ連れてかれるところを見たんだ」
原澤「!!それは本当ですか!?」
武内「ああ。しかし、厄介な噂まで流れているらしくてな。心配で電話したんだが・・・」
原澤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・実は」



電話で、向こうで起こった事件の事を聞いた。さっきの人は黛で間違いないであろう。

この事はまだ黄瀬には話せない。聞いたらオーディションに集中できないであろう。

だが、黛や向こうにいる笠松達のことも心配だ。





だから・・・


武内「すみません。時間があればなんですが・・・その噂のことやその人物のことを教えてください」

今ココで出来ることを・・・ほんと少しのことでも・・・

それが役に立つかなんてわからない。

だが、やれることはある

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