アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2015/09/27 23:18
今日は十五夜。月画とても綺麗でしたね
こっちは少し雲がありましたけど、薄い雲の上にある月とか綺麗でしたよ

今回は短いです
ヘラヨルです
イベントネタって久しぶりに書いた気がします





ヘラ「なぁ、ヨルノズク」
ヨル「何だ?」
ヘラ「俺達は今何してるんだ?」
ヨル「縁側で月明かりを頼りに本を読んでる」
ヘラ「・・・一つツッコんでいいか?」
ヨル「?」


ヘラ「今思いっきり曇ってるんだが?」


ヨル「それがどうした」
ヘラ「それがどうしたじゃないよ!月見えないよ!!思いっきり今準備したロウソクの方を頼ってるじゃん!」
ヨル「全部が雲に覆われているわけではない。たまたま今、月が雲に覆われているだけだ」
ヘラ「今日昼からずっと曇ってたんだけど!?」
ヨル「晴れない雲はない」
ヘラ「ポエマーか!ってかそれこの前のデレマスじゃねぇか!」


ガンッ←本の角で叩く


ヘラ「~~~~~~~~~~~っ!」
ヨル「うるさい。さっさと本を読め」
ヘラ「俺が読む意味とは?」
ヨル「つ【硬い表紙の本】」
ヘラ「読ませていただきます。・・・どれ読もうかな・・・」
ヨル「これでも読んでろ」


つ【百人一首の本】


ヘラ「・・・なんでコレを読ませるんだ?」
ヨル「お前百人一首得意だろう」
ヘラ「得意かどうか分からないが、一応できるからコレ見なくても・・・」
ヨル「百人一首ができても、和歌の内容を理解しているのか?理解しないでやるのは歌に失礼だぞ」
ヘラ(そんなにコレを読ませたいか!!)


ヘラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヨル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヘラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヨル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヘラ(・・・ヨルノズクは一体何をさせたいんだ?これじゃ目を悪くするだけだろ・・・)


ヘラ(そんなに月が見たいのか?確かに十五夜の月は綺麗だが・・・)


ヘラ(今日は見えるか分からないしなぁ・・・)


ヘラ(まぁ、ヨルノズクにも何か理由があるだろうし、付き合ってやr・・・)
ヘラ「いでででででででででででっででででで!!」
ヨル「ちゃんと本を読め。本に失礼だろう」←神通力使用
ヘラ「スミマセンでした!!」



1時間後



ヘラ「ヨルノズク、お茶入れてくるな」
ヨル「ああ」


ホロ「あ、ヘラクロスさんもお茶入れに来たんですか?」
ヘラ「あれ?ケンホロウはどっか出かけてきたのか?」
ホロ「いえ、今から行くんです」
ヘラ「今から?一人で?」
ホロ「いえ。イッシュの皆さんとですよ。すぐそこの野原へ。その為に温かいお茶を持っていこうと思いまして・・・」
ヘラ「そうなんだ。そもそも何しに行くんだ?」
ホロ「実はですね・・・・」
ヘラ「・・・!!」






ヘラ「ヨルノズク!!」


襖を開けると、ヨルノズクが満月を見ていた


ヨル「ヘラクロス。言っただろう?晴れない雲は無いと・・・」
ヘラ「・・・クスッ。そうだな」


ヨル「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヘラ(うわぁ、綺麗だなぁ・・・)
ヨル「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヘラ(月の模様・・・うさぎとかよく聞くけど、よくわからないなぁ・・・)
ヨル「・・・好きなんだ」
ヘラ「?」
ヨル「十五夜の日、月明かりを頼りに本を読むことが。前までは一番好きなことだった」
ヘラ「そうだったんだ。で?何で俺まで?」
ヨル「・・・好きになったやつには、私の一番好きなことを知ってもらいたいからな」
ヘラ「ヨルノズク・・・!(キュン)」
ヨル「前にお前が私のことをなんでも知りたいと言っただろう?だから教えただけだ」
ヘラ「それでも嬉しいって!・・・そう言えば、前までは一番好きだったって言ってたけど、今は?」
ヨル「決まっているだろう。今の一番はサトシやお前らと一緒にいることだ」
ヘラ「そうか。よかった」


ヘラ「ヨルノズク。そろそろ時間やばいよ。フシギダネに怒られる」
ヨル「そうだな。・・・・・・・・・・・・・・・・・その・・・」
ヘラ「?」
ヨル「来年も・・・えっと・・・」
ヘラ「勿論、付き合うよ。来年も、再来年も、ずっとね」
ヨル「!・・・ありがとう」




ヘラ「ところで、何で百人一首の本をあんなに押したの?」
ヨル「お前、気づいていないのか?」
ヘラ「何が?」
ヨル「お前、研究所の中で一番強いぞ。百人一首」
ヘラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・やる人が少ないから、そう言えるんじゃないか?」
ヨル「・・・まさかと思うが、勝敗関係なしにカルタやってるな?」
ヘラ「まぁ、そうだな」
ヨル「・・・聞いた話なんだがな、誰一人お前に勝ったことないらしい。私もお前に勝ったことがない」
ヘラ「・・・・・・・・・・・・へ?」
ヨル「そんなに強いなら、もっと和歌の内容を知るべきだと思って渡したのだが・・・意味なかったな」
ヘラ「いやだから、やる奴が少ないだけで・・・」
ヨル「サトポケ13匹+研究所ポケ35に無意識に勝ってまだ言うか」
ヘラ「          」

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