アニポケ擬人化をメインにしたものです。
前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。
機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
8月も残り半分くらいになりましたね・・・
夏が終わる前に祭り系ネタを投稿しよう。
ヘラ中心です。
ヘラヨルちょっと入ります。
「おーい、着付け手伝ってくれ」
「終わったらこっちも頼む」
「ゴメン、手伝って!」
「順番まで待っててくれー」
今日はマサラタウンの夏祭りの日だ。研究所のみんなも祭りに行くことになった。特にイッシュの人達は夏祭りなんて知らない。すごく楽しみにしているのがよく分かる。
だが、ここからが問題点。ジョウト組は勿論、カントー、ホウエン、シンオウ組の一部は一応着付けは出来る。だけど今回は・・・
「すみません・・・着付けできなくて・・・」
「まぁ、いつもは男物の浴衣だし仕方ないだろう。女物の浴衣の着付けなんてほとんどの奴が知らないよ」
今回の浴衣は基本受け+イッシュ全員が女物の浴衣になっている。理由は簡単、イッシュの男の娘です。しかも手作りだから、皆断れなかったのだろう。それに、この研究所で女物の着付けを知っている奴なんて、ジョウト組だけだ。だが、ワニノコとマグマラシは着付け終わった途端祭りに行った。ベイリーフは2人が心配なので、ドンファンとヨーギラスと一緒に2人を追う。ヨルノズクは寝ている。前にハハコモリにも教えたが、イッシュの女子で手いっぱいになりそうだ。となると、まともに出来るのは俺だけになる。
まぁ、着付けは別にやっても構わない。人数多いからちょっと大変なだけた。だけど、年に数回の祭りだ。皆には楽しんでもらいたい。早く皆の着付けを終わらせよう。
夕方、何とか全員の着付けが終わった。ヨルノズクも起きたようだ。俺は自分の着付けが終わってないから、皆には先に行ってもらうことに頼んだ。数人は『待ってる』と言ってくれたが、ほぼ全員の着付けをやったからか疲れた。正直少し休みたい、だから先に行っててほしい。そう頼んで皆には先に行ってもらった。
自分の着付けが終わりソファーに座っていると、窓から変な気配を感じた。相手に気づかれないように、窓の近くにある花瓶に目を向けた。そこにいたのは・・・
ニヤニヤニヤニヤ
・・・数人のストーカーだった。しかも無駄にいい顔をしている。まぁ、なぜ来たかは予想がついている。どうせ私物を盗みに来たんだろう。そして奴等は俺に気づいていない、電気ついているのに何故気づかないんだ。俺はストーカーに近づき撃退した。だが、まだ安心してはいけない。また奴らが来そうだったから。皆は当分帰ってこないだろう、その間研究所が心配だ。
「・・・仕方ない、祭りは諦めるか」
「何だ?行かないのか?」
後ろから声がした。振り向くとそこには・・・
「・・・ヨルノズク?祭りはどうした?」
先ほど祭りに行ったはずのヨルノズクがいた。帰ってくるにはまだ早い気がするが・・・
「私は祭りに行っていない。お前を待ってた」
・・・一瞬ヨルノズクがデレた気がする、俺を待つなんて珍しい。だけど多分このままじゃ祭りには行けない。あいつ等を何とかしないとな。俺はその事をヨルノズクに説明する。だけどヨルノズクは『それなら大丈夫だ。あと10分ココに居よう』と答えた。何が大丈夫か分からないが、とりあえず俺達は10分間研究所に残ることした。
10分後、玄関が開く音がした。玄関に向かうとそこには・・・
「ん?ヘラまだいたのか?」
リザードン・ジュカイン・ゴウカザル・ワルビアルが帰ってきた。途中で合流したのか、カイリューも一緒にいる。何があったのか聞いてみると・・・
「コイツ(ジュカイン)がナンパされまくって疲れたらしい」
「・・・俺にはリザードンがいるのに」ボソッ
「こっちはワルが・・・」
「スンマセンっす・・・気分悪くなっちまって・・・」
「智沙が人混みは苦手だったからな」
まぁ、ジュカは女顔(禁句)+女物の浴衣だからな。リザも追い返すのも大変だったろうに・・・
ワルは精神的にやられたそうだ、カイとゴウも心配してついてきたようだ。たとえ小さな村の祭りでも、その分多くの人が集まるからな。対人恐怖症を持つ者には苦痛だったろう。
ストーカーの事を話すと、5人は喜んで研究所を守りと言ってくれた。『安心して祭りに行って来い』と言ってくれたので、俺はヨルノズクと祭りに行くことにした。
「先輩。これ着付けのお礼っす。」
「あ、これ俺から。しょぼいけどな」
ワルが俺にキャラメルを渡した後、他の奴等も俺にいろいろくれた。多分祭りで手に入れたものだろう。小さなプレゼントだけど、俺は凄く嬉しかった。俺はプレゼントを部屋に置いた後、祭りに行った。
祭りが始まって結構立っているからか、大勢の人がいた。ワルが気持ち悪くなるのも無理はない。だが、少し目を話したらはぐれてしまいそうだ。皆大丈夫かなぁ・・・俺はヨルノズクの手を掴み、人ごみに入っていった。
屋台はいろんなのがある。焼きそばやリンゴ飴みたいな食べ物系、千本くじやヨーヨー釣りなどの遊び系の物もある。イッシュの人達や子供達がはしゃぎそうだ。凄い人混みだから、ゆっくり見ることが出来ないが、祭りを楽しもう。そう考えていると、ヨルノズクに声をかけられた。
「おい、アレ・・・」
ヨルノズクの視線の先には、飲み物屋があった。夜中とはいえ暑いからな、のどが渇いたのだろう。俺達は飲み物屋に向かった。俺はラムネ、ヨルノズクは緑茶にした。代金を取り出そうとして、財布を取り出そうとしたら、いつの間にかヨルノズクが払っていた。自分の分の代金だけでも渡そうとしたが、『礼だ』と言ってお金を受け取らなかった。ヨルノズクなりのお礼の仕方だったのだろう。俺は少しうれしかった。ラムネを受け取った後、また手をつないで人ごみに入っていった。
そのあとは、普通に他の屋台を見たり、仲間と会って少し話したり、屋台から少し離れた場所で花火を見たりしたな。夏には定番のイベントだが、今日みたいな日には少し特別に感じた。それに・・・
多分今日、今までで一番手をつないでいる時間が長かったと思う
次の日の朝、目を覚ますと枕元にいろんな物が置いてあった。多分みんな、昨日のヨルノズク達と同じことを考えていたのだろう。そう考えると顔がにやけてしまう。後で皆にお礼を言わないとな。多分プレゼントもやったら数名に怒られそうだから、『ありがとう』という言葉だけでも・・・
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