アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2016/07/07 23:56
ゼニダネ小説です
七夕ネタです
最近休日、遠出しようと思ったに雨降る日が多い・・・
もしくは雨が降る前兆で頭が痛い(で、休日が潰れる)
俺が一体何をしたと言うんだ(´;ω;`)






ザアアアアァァァァァァァァ-------

ダネ(・・・今年の七夕は雨か)

ダネ(今日は離脱組来るのは無理だな)

ダネ(まぁ、雨が降っても降らなくてもアイツは来れねぇんだけどな)

ダネ(家事がなくてもいろんな仕事あるからなぁ)

ダネ(今日は凄ぇ雨だし、増水した河川の偵察とかすんのかなぁ)

ダネ(もしかしたら土砂崩れがあって、そっちにいってんのかなぁ)

ダネ(ただでさえ、訓練とか広報活動とかもあって忙しいのに・・・)

ダネ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

つ【七夕の日にゼニガメに会えますように】ピラッ

ダネ(ま、こんな願い叶うはずねぇんだけどな・・・)

ダネ(つーか、アイツちゃんと休んでんのか?休暇の日ぐらい)



ベイ「フシギダネ、夕飯出来たわよ」
ダネ「おー、今行く」


ピンポーン


ダネ「あ?こんな豪雨の時に誰だ?」
ベイ「お届けものかしら?」
ダネ「俺が行くから、先食っててくれ」
ベイ「分かったわ。ちゃんと残しておくように言っておくわ」
ダネ「すぐ戻るから大丈夫だと思うぞ?」

ガチャッ


ゼニ「よお」ビショビショ
ダネ「        」
ゼニ「まぁ、スグに戻んなきゃいけないんだけどな」
ダネ「な、な、なな・・・」つ【タオル】
ゼニ「『何でここにいるんだ』って顔してるな」フキフキ
ダネ「だってお前、仕事・・・」
ゼニ「ああ。でもこの豪雨はマサラとグレン、あとセキチクだけで、他の町はここまで酷くねぇんだと。まぁ俺等ゼニガメ団は、17番道路付近の山で土砂崩れあって応援にいってたんだけどな。あ、こっち災害とかないか?大丈夫?」
ダネ「大丈夫だけど・・・待て、仕事途中で抜けてここに来たのか?」
ゼニ「違うって!!土砂崩れがあったのは午前中!!住人の安否確認できたし俺等の仕事は終わらせてきた。で、せっかくここまできたし、フシギダネに会おうかなぁって」
ダネ「どうやってきた!」
ゼニ「17番道路近くの海からマサラ近くの海まで泳いできた!」
ダネ「大荒れの海の中か!」
ゼニ「おう!覚えていない波乗りしてきたぜ!」
ダネ「バカか!!」
ゼニ「バカで結構!!ってか映画第1弾でもやったし!!」
ダネ「もう風邪ひけ!!で、何でわざわざ来んだよ」
ゼニ「だって今日七夕だぜ?せっかく『七夕の日はフシギダネに会えますように』って書いたのに、このままじゃ無理だなと思ってさ・・・なら自分で叶えるしかねぇじゃん!!」
ダネ「それ意味なくね?短冊に書く意味なくね?」
ゼニ「おう、無い!」
ダネ「ハッキリ言うなぁ・・・」
ゼニ「つーかさぁ、七夕に雨が降ったら織姫は川を渡れず二人は会えないって言うじゃん?」
ダネ「そうだな」
ゼニ「もうその時はどっちか川を渡ればいいじゃんって思う」
ダネ「そんことが出来るのは馬鹿な水タイプだけだ」
ゼニ「何で馬鹿限定なんだよ」
ダネ「七夕に恋人に会うためだけに大荒れの海を渡ろうとするのは馬鹿な奴だけだ」
ゼニ「ってか、飛んで渡るやつだっているだろ?」
ダネ「サトシのオオスバメだけだ。馬鹿じゃなく根性的な意味で」


スバ「呼んだ?あれ?ゼニガメ来てたの?上がる?」
ゼニ「いや、すぐ帰るから」
ダネ「呼んでな・・・あ、オオスバメ、アレをゼニガメ団にあげるから持ってきてくれ」
スバ「アレ?ああ。全部あげるの?」
ダネ「いや、全部だと泣く奴と暴れる奴いるから・・・てか、全部だと多いだろ。」
スバ「そうだよね。今持ってくる」
ゼニ「なぁ、アレって?」
ダネ「ゼニガメ団にお土産」
ゼニ「土産?」
スバ「持ってきたよー」
ゼニ「早っ!!」
ダネ「サンキュー」
スバ「じゃあ俺戻るね」
ゼニ「なぁ、コレ何?」
ダネ「索餅(さくべい)。素麺の先祖」
ゼニ「マジか!ってか、今まであったっけ?」
ダネ「いや?今年初」
ゼニ「貰ってっていいのか?」
ダネ「ゼニガメ団全員疲れてんだろ?これで疲れが取れるか分かんねぇけど、休息時にでも食ってくれ」
ゼニ「サンキュー!じゃ、俺帰るわ」
ダネ「おう」

ゼニ「フシギダネェェェェ!来年も雨が降っても来るからなぁぁぁぁぁl」
ダネ「いいからとっとと行け馬鹿!!///」


ダネ(・・・願い叶っちまった・・・)

ダネ(あいつが馬鹿で良かった///)

ダネ(川を渡るとか反則だろう///)





団長「野郎ども!織姫からお菓子貰ったぞ!!おやつタァァァァァァァァァイム!!」
子分「「「イエェェェェェェェェェェェイイ!!」」」
子分1「団長流石です!!」
子分2「本人に織姫って言ったら怒られるけど、織姫ありがとうございます!!」
子分3「織姫ってプレゼントくれるんだな!!」
子分4「クリスマス混ざってる気がするけど嬉しいからいいや!!」
ジュンサー(よっぽど疲れが溜まってたのね。・・・でも)
団長「とりあえず今日はおやつ休憩しながらちょっと話し合いするぞ。お題は【梅雨はまだ続くし台風も来てるから、土砂崩れとかの自然災害に注意を呼びかける方法】だ。終わったら各自休憩に入れ!」
子分4「台風・・・もうそんな時期かぁ・・・」
子分2「ポスター作った方がいいかなぁ」
ジュンサー(自分たちで自分達の休む時間を減らしてるのよねぇ。もうちょっと休んでもいい気がするけど・・・)




   川を渡ってもいいじゃないか
               君に会いたいんだもの

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