アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2020/12/30 22:28
続編です
え?明日でも絵間に合わなかったのかって?
明日、夜勤です(自分で入れた)
あとデレステ年末イベント走ります





分岐3




・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・やめよう


こんな事しても意味がない


後悔するだけだ


・・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・


今の私は、気持ちの整理が出来ないのかもしれない


嫉妬の感情も、憎しみの感情も


消える気配がないし・・・・・


・・・・・


・・・・・・・・一度、すべてを捨てよう


バトルの事も、仲間の事も、全部忘れてみよう


日中はみんな心配するから



ー真夜中にー





その日の夜中1時

日中にバレないように買った服を着て
私は外に出た

当たり前だが、とても静かで・・・
日中の姿しか見たことがなかった為
不思議な感じがした

行き先なんて決めてない
とりあえず歩く
誰かとすれ違うことなんてあまりなくて
だが、とても落ち着く

気持ちの整理をするには
とても良いと思ってしまった

しばらく歩くと、一つのベンチがあった
私はそこに座り、空を眺めた
夜行性のポケモンの声が聞こえるかどうかの静かな場所で
ただ空を見るだけ





ーああ、今日は考えるのをやめようー






次の日
また仲間に嫉妬して
そんな自分が嫌になった
そしてまた仲間に心配されてしまった
私はどんな顔をしていたのだろう

そして今日もまた私は
夜中に散歩した
今日もただ歩いて
ベンチに座って
空を眺める




ーそして今日もー


ーまた今日もー


ー何度も繰り返していたー


ーそして、また今日も・・・ー





・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


ーああ、私は何を悩んでいたのだろうー


ー何で仲間に嫉妬してー


ー自分を憎んでー


ーすべてがどうでもよくなってー


ーその原因はなんだったか・・・・・ー


ーああー


ー私が弱いからー


ー・・・・・・・・・・ー


ー何でそんな事で悩んでいたのだろうー


ー弱いなら強くなればいいー


ー努力をすればいいー


ーゲットされる前も、後も、やっていたのになー


ー何を焦っていたのだろうー


ー焦っても何もないのにー





ルカ「カモネギ、これを何日やってるんだろうな」
ゲン「俺が気づいて、もう3日経ってるが・・・・・」
ピカ「でもさ、少しずつ顔つき良くなってるじゃん。良いリラックスになってるんじゃない?」
カイ「何かに悩んでいたのかなぁ」
ルカ「相談ならのったのに」
カイ「ねー」
ピカ「悩み事全部が誰かに言える内容じゃないよ。でも、今の表情ならもう大丈夫じゃない?明日何に悩んでたのか聞こうよ」
ゲン「そうだな・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
3人「「「ん?」」」





カモネギ、倒れる


4人「「「!?」」」


モブ1「良い獲物ゲットー♪」
モブ2「ここ数日同じ行動してるから、作戦練りやすかったぜ♪」
モブ3「では、さっそく・・・・・」


ピカ「エレキネット☆」


モブ全員「「「ギャアアァァァァァ!!」」」
ピカ「撤収!!」
ダダダダダダッ




ゲン「ビックリしたな・・・・・目の前で仲間が変質者の被害にあうなんて」
ピカ「ねー。でも僕達見てる日で良かったよ。居なかったら下手すりゃ手遅れだし」
ルカ「カモネギってガラルの姿だから、ポケモン売買の被害に会いやすいのかもな」
カイ「ガラル以外の人からだと、珍しいと思われてるからねぇ」
ピカ&ゲン((そういう意味じゃないと思うけど、黙っとこう・・・・・))
ネギ「・・・・・・・・・・ん」
4人「「「!?」」」

目が覚めると、何故かカイリューに背負われていて
周りを見ると、みんながいた
ピカ「ちょっとー、公園で寝ないでよー。興信所ごっこしてたらカモネギがいきなり倒れたから、ビックリしたよ;」
ネギ「どんな遊びだ・・・・・;」
ルカ「興信所って何だ?」
ネギ「成る程、その遊びをしてたの絶対に嘘だろ」
ゲン「せめて探偵とかスパイって言えば、ルカリオも分かっただろうに」
カイ「僕達、カモネギ君を心配してたんだよ。ここ数日、夜中に出歩いてたから、後を追ってたんだよ」
ピカ&ゲン「「誰が正直言えと言った」」
ネギ「そうか・・・・・・・・・・・・・・・スマナイ」
ルカ「なぁ、何に悩んでたんだ?」
ピカ「もうちょっとで研究所に着くし、研究所で話そうよ」



バリ「おかえりなさい。お茶どうぞ」
ピカ「ありがとう。バリヤードは寝てても良かったんだよ?」
バリ「私もカモネギさんが心配だったので。暖かいお茶準備しながら待ってました」
ネギ「・・・・・で?ルカリオ、お前は今何している?」
ルカ「カモネギの肩で肩枕」
ネギ「何故だ?」
ルカ「眠い!」
ネギ「布団行け」
ルカ「断る!!( `・ω・´)キリッ」
ピカ「カモネギが話すまで逃がさないつもりだなぁ」
ネギ「はぁ・・・・・実は・・・・・・・・・・」



数日前から抱いていた感情を
落ち着く為に夜中歩いていた事
全部話した



ーああ、仲間と落ち着いて話せるー


ー多分だが、もう大丈夫だー





ゲン「ふーん。でもさ、俺も別に強くねぇし、役に立てねぇぞ」
ネギ「お前がそう思っていても、私にはそう見えた」
カイ「じゃあ、その逆もあるんだよ」
ネギ「え?」
バリ「私達には持っていないものをカモネギさんが持っていたり、それを羨ましいって思う時もあるんですよ」
ネギ「・・・・・・・・・・このネギか?」
全員「「「違うよ」」」
ルカ「それに、ムゲンダイナの事件は俺達が役に立ったかもしれないが、次はカモネギの番って事だろ?」
ネギ「そう・・・・・だろうか」
カイ「そうだよ」
ゲン「未来に何が起こるかなんて、そういう力がある奴にしか分からねぇよ。俺達の中にはいないしな」
ピカ「それにさ、自分は弱いって言ってるけど、それって強くなれるって意味じゃん」
バリ「強くなるために努力をするのは、サトポケ全員の得意分野ですよ。サトシさんがそうだから」
ネギ「・・・・・本当に、気持ちの整理が出来ない時は、そんな簡単な事も考えられなかった」
ピカ「『かった』って事は、今はもう大丈夫って思っていい?」
ネギ「ああ、心配かけたな」
ルカ「(カモネギの顔を覗く)・・・・・うん。俺が知ってるカモネギの顔だ」
カイ「よかった~。ずっとあのままだったら嫌だったもんね」
ネギ「本当に私はどんな顔をしていたんだ?」
ゲン「こんな顔(写真を見せる)」
ネギ「予想以上に酷かった;」
ピカ「でももう元気になったんでしょ。それじゃあ、みんなもう寝よう」
ルカ「カモネギ」
ネギ「何だ?」
ルカ「カモネギの気持ち、分かってあげられなくてゴメン。一番一緒にいたのに」
ネギ「いや、私こそ相談できなくてスマナイ」
ルカ「また明日も、一緒に特訓してくれるか?」
ネギ「ああ。だからもう寝よう」
カイ「僕もカモネギ君と特訓したいなー」
ゲン「俺も」
ピカ「僕もー」
バリ「私もやりたいです」
ネギ「はいはい。順番決めてやるか乱闘にするか、明日決めような」



ピカ「みんなで強くなろうね」
ゲン「ああ」
ルカ「誰にも負けないくらい」
ネギ「その為に、努力しよう」
カイ「うん」
バリ「私はあまりバトルをしませんが、全力でみなさんをサポートしますよ」



全員「「「みんなで最強になろう」」」





ーおまけー

ネギ「スマン、先に寝ててくれ。この服洗ってくる」
ゲン「洗濯機に入れれば良いのに」
バリ「明日私やりますよ?」
ネギ「こんな事してたのバレるだろう。多分サトシは過剰に心配するだろうし」(ジャブジャブ)
ピカ「うん。だから僕達で何とかするって言って任せてもらったんだし」
ルカ「服って、手洗い出来るんだな」
ゲン「機械が開発される前までは全部手洗いだったからな」
カイ「でも今から干しても、朝までに乾かないよ」
ネギ「問題ない」
5人「「「?」」」
ルカ「何で棒に服掛けてるんだ?」
ピカ&ゲン&バリ(((察し)))


ぶんまわす~乾燥機ver~


ネギ「よし、乾いたな」
ルカ「さっきまで落ち込んでいたのが、嘘に思えてくるんだが」
カイ「あれもストレス解消になってたんだよ」
ピカ&ゲン&バリ「「「wwwwwwwwww 」」」






分岐4



サト「やめろ!カモネギ!!」
ネギ「!!」


腕を傷つけようとしたところ、サトシが部屋に入ってきた
そして、すぐ私の腕から刃物を奪い取り、筆立てへ仕舞う


サト「カモネギ・・・・・どうしてあんな事したんだ?」
ネギ「・・・・・・・・・・」
サト「黙ってちゃ分からないだろ?あ、言いにくい内容だったか?」
ネギ「いや、そうじゃない。・・・・・・・・・・分からないんだ」
サト「え?」
ネギ「サトシに呼び止められるまで、『傷つけたら少しはスッキリするかな?』と思っていたんだ。だけど、何故その発想になったのか分からないんだ」
サト「そうか・・・・・」


これは本当で・・・・・
自分か憎いのも、仲間に嫉妬しているのも、そんな事を考えるのが辛いと考えていた
だが、何故体を傷つけようとしていたのか、分からなかった


サト「・・・・・・・・・・カモネギ」
ネギ「何だ?」
サト「俺、何か酷いことしたか?」



・・・・・・・・え?何故サトシが悪いと思ってるんだ?



サト「前にもピカチュウの気持ちに気づいてあげられなくて、嫉妬させて家出したのに・・・・・もしかしたら、カモネギの気持ちも分かってあげられなくて、今危ないことしてたんじゃないのか?」
ネギ「違う!サトシは、悪くない!!」
サト「え?」
ネギ「私が弱くて、役に立てないからだ・・・・・」
サト「!?誰かそう言ったのか!?」
ネギ「違う!自分でそう感じただけだ」
サト「・・・・・・・・・・・・・・・。カモネギ」
ネギ「?」
サト「お前が思っている事、感じている事、全部教えてほしい」
ネギ「・・・・・。だが・・・・・」
サト「俺、お前の事、もっと知りたい。だから・・・・・」
ネギ「・・・・・・・・分かった」




「私は、仲間が強くなって、誰かの役に立ててる事に嫉妬していた」


「それと同時に、私が弱い事、何も役に立てないと思った」


「そんな自分が嫌なんだ。自分が弱い事が、仲間に嫉妬するのが。そして・・・・・仲間に心配される事が」


「自分が弱いから、仲間が私に同情されてるのではないかと、足手まといになっているのではないかと・・・・・・・・そんな事を考えてしまうんだ・・・・・・・・」


「そんな事を考えるたびに、心がぐちゃぐちゃになる感じがして・・・・・・そんな考えをして・・・仲間といつも通り過ごせるのかも・・・・・・・・分からなくなって・・・。考えることが、もう、どうでも良くなったんだ」




サト「・・・そうか」


ーああ、こんな事、サトシに言っても解決しないのにー


ー・・・・・・・・・・・・・・・でもー


ネギ「・・・サトシ。私、もう嫌なんだ。弱いままでいることも・・・・・・。こんな事考えるのも・・・」
サト「カモネギ・・・」





ネギ「サトシ・・・・・・・・助けて・・・・・・・・」





そう呟くと、サトシは私を抱きしめてくれた


サト「ゴメン、カモネギ」
ネギ「・・・・・・・・」
サト「でも・・・・・・・・言い訳になるかもしれないけど、今すぐにはどうすることも出来ないんだ・・・」
ネギ「・・・分かってる」
サト「だけど、いつか絶対にお前を助ける。誰かの役に立てるぐらい、自分が満足する以上に、強くさせるから」
ネギ「・・・約束・・・・・してくれるか?」
サト「ああ、もちろん」



ーサトシの言葉ー


ー信じても良いよなー


ーいや、信じたいー


ーだって、私が『一緒にいたい』と思った人だからー




分岐5


ルカ「カモネギ!何やってんだ!!」
ネギ「!!」
ルカ「危ないからやめろ!」(刃物を奪おうとする)



スッ←奪うの失敗してカモネギの腕に傷がつく



ルカ&ネギ「「 あ 」」
ルカ&ネギ「「・・・・・・・・・・・・・・・」」
ネギ(あー。まぁ、良いか。ルカリオは悪くないが、一応フォローしておくか)
ルカ「ああああぁぁぁぁ!!スマナイ!本当にごめんなさい!!!」
ネギ「大丈夫だから落ち着け。それにお前は悪くないし」
ルカ「止血!止血しなきゃ!!」

ゴシゴシ(グローブで強く傷口を拭く)

ネギ「痛っ!強く拭くな!いや、そもそもグローブで拭くな!衛生面的に悪い!!」
ルカ「ああぁぁぁどうしよう!あ!!舐めれば治るか?!」

傷口を舐める+吸う

ネギ「野生児か!舐めるな!吸うな!あと軽い切り傷なのだから慌てなくて良い!!」
ルカ「そ、そうだよな。でも傷の手当てしなきゃな」
ネギ「と言いつつ、包帯を巻くな!しかも巻き方がキツい!力加減を考えろ!!」



ピカ「そろそろカモネギの傷が悪化しそうだから止めに入るねー」
ネギ「もっと早く止めにはいってほしかった!!」





水道水で傷口を洗う

ネギ「あー・・・痛かった・・・」
ルカ「そうだぞ!自分を傷つけるのは痛いだけなんだ!もうやめろよ!」
ネギ「痛かったのはお前の処置だ!!」
ピカ「で?何で自傷行為しようとしたの?」
ネギ「嫉妬や自分への嫌悪感とか色々あったんだが・・・そう考えるのがもうどうでも良くなった」
ピカ「そう?でもまた考えちゃったら言ってね。言うのも勇気いるけど」
ネギ「そうする・・・;」



ネギ(先程のルカリオみたいに、焦って冷静な考えが出来なかったのかもな)





ルカ「ところで、何でカッターだったんだ?自分の武器でも良かったよな。良くないけど」
ネギ「その発想すらなかった。目の前にあった刃物がそれで、自傷行為をしようと思ってしまった」
ピカ「でもカッターで良かったよ。カモネギの武器(大剣)だったら下手すりゃ切断だよ?」
ルカ「カモネギ!もう二度とするなよ!!」
ネギ「あ、ああ・・・」
ネギ(確かに、自分の武器でそういう発想にならなくて良かった;)




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現時点で一番好きなポケモンはサトシのワルビアルです。
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