アニポケ擬人化をメインにしたものです。 前まではBLCPネタ中心でしたが、今はギャグ中心です。 機械音痴なのでうまくできるか心配ですが、よろしくお願いします。
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Posted : 2021/11/04 00:02
お待たせして申し訳ございません!!
Windows11になってイラスト編集も変わってつら
予想以上に時間がかかった
キャラ絵はともかく、絵は頑張った!





10/7 チャオブー
10/17 ゲッコウガ
10/19 ドダイトス
10/21 ベトベトン
10/24 ファイアロー
10/25 ゴウカザル
10/28 ヘラクロス・ツタージャ


10月初め頃
ベト「なぁ、TRPGって知ってる?」
ドダ「あー、Poketubeで見たことある」
ベト「今月の友達記念日企画それにしないか?俺らで完全オリジナルの作って他メンバーにやってもらう」
ドダ「面白そうだけど、俺ら抜きでも6人だろ?ストーリーによっては収録時間凄い事にならないか?」
ベト「ツタージャとゴウカザルも制作側に入れて、他4人がプレイヤーならいけんじゃね?」
ドダ「ツタージャはともかく、ゴウカザルはどちらかというとプレイヤー側に行きたいんじゃないか?」
ベト「でもアイツ絵描き組と仲良いじゃん。絵描き組に制作手伝って欲しいなー」
ドダ「あれ?アイツらってデジタル絵いけたっけ?」
ベト「ワルビアル以外無理だし、ワルビアルもアナログ派だから、動画ではスキャナー使おうと思ってる。それに収録もチャットとかじゃなくて集まってやろうぜ。それまで作ると大変になるし」
ドダ「確かに。収録日早めにして後半動画で上手く編集するのもアリだからな。BGM入れたり後から絵を追加することも出来るし」
ベト「それに絵を描くのツタージャとゴウカザルだけじゃ大変だろ?他の月でも別月メンバーに手伝ったりしてるんだし、許可貰えれば俺らもやって良いんじゃね?」
ドダ「じゃあまず二人に連絡するか。ダメだったら別企画考えようぜ」

ツタ「TRPGね。面白そう。私は良いわよ」
ゴウカ「俺も良いよ」
ドダ「意外だな。お前はプレイヤー側やりたそうなイメージあったのに」
ゴウカ「確かにプレイヤー側も面白そうだけど、俺笑ったら復活できる自信ないし」
ドダ「お前笑いのツボが低いの、それ聞くまで忘れて」
ゴウカ「それにあいつら程じゃないけど、絵を描くの楽しいからな。上手くないから色塗りメインが嬉しいけど」
ベト「じゃあ絵描き組にもお願いしてくれないか?描く内容は決まったら伝えるから」
ゴウカ「わかった」
ツタ「ところで、ストーリーはジャンルとかどういう風にするかとか決まってるの?」
ベト「まだ。だけど短時間で終われるものにしようと思っている」
ドダ「じゃあ今日は内容決めるか」


10月下旬
撮影開始

ベト(GM)「目を開けると、真っ白い部屋にいた4人。自分達がどうやってココに来たのか、どうしてココにいるのかも分からない。出口はなく、部屋にあるのは5つの絵。4人はこの部屋の謎を解き、元の場所へ帰れるのだろうか。
謎解きTRPG~追想の色~開演!!」
全員「「「イエェェェェェイイ!!!」」」
ベト「はい、こんにちは。GMのベトベトンです。今月の友達記念日企画は完全オリジナルTRPGをする事になりました。よろしくお願いします」
アロー「完全オリジナル!?」
チャオ「そうなの!?」
ドダ「ああ、制作した俺らは今回NPCの声や進行のサポートする。という事で、裏方のドダイトスと」
ツタ「ツタージャと」
ゴウカ「ゴウカザルです」
ヘラ「ゴウカザルもそっち側なんだ。プレイヤー側やりたがると思ってた」
ドダ「俺も同じこと思ってた」
ゴウカ「笑ったら戻れる自信がない!Σd(・∀・)」
ベト「いや、自信満々に言うな」
ゲコ「ファイアローは草生やしながらでも出来るもんな」
アロー「ストーリー壊さない様に気を付けるぜwww」
チャオ「もう怪しい;」

ベト(GM)「それじゃあキャラクター紹介。先に言っておくと、HPとメンタル値は20+サイコロ2つ分だから。まずヘラクロスから」
ヘラ「はーい。

若葉 蒼一(ワカバ ソウイチ) 男性
HP 30   メンタル 27   身長180cm
大学一年生。読書家で勉強やバイト以外の時間は本を読んでいる。
日常では基本笑顔だが、本を読んでるときは感情移入しやすく怒ったり泣いたりしている

おぉ、イラスト凄い。でも赤系の服あまり着ないから新鮮だな」
ツタ「塗って思ったけど、あなた落ち着いてる赤系の服も似合うと思うわよ」
アロー「すげー、もうイラストあるんだ」
ゴウカ「事前にキャラ設定決めてもらっただろ。まぁ、見た目はほぼお前らなんだけどw」
ドダ「NPCもそうだからな」
ベト(GM)「じゃあ次ゲッコウガ」
ゲコ「分かった
藤月 忍 (トウゲツ シノブ) 男性
HP 27   メンタル 26   身長157cm
一匹狼の高校一年生。成長期はまだ来ていないと信じている
小柄で昔からその事で虐められていたため、友達を作るのが嫌いになった

小柄でお願いしますって書いてあったんだけど、157cmって小柄で良いのか?」
チャオ「高校1年生って15~16歳ぐらいでしょ?男性でその身長なら低い方なんじゃない?」
ベト「その台詞、キングラーは全否定すると思うけどな。『お前らが大きいんだ』って言って」
ゴウカ「お前らが大きい。ほんとマジで身長寄越せ」
アロー「寄越せ身長」
ゲコ「・・・もう少し低くするべきか?」
ツタ「もうキャライラ作ったから無理よ」
ベト(GM)「次チャオブー」
チャオ「はーい
火野 勇気 (ヒノ ユウキ) 男性
HP 32   メンタル 29   身長164cm
体格がしっかりしている中学2年生。
元気っで仲間想い。ヘアゴムを弄る癖がある

ツタ姐ありがとう。体格がっしりしてくれて」
ツタ「そういう風に描いてって要望があったからね」
ゴウカ「中2で164cm・・・大きいな。中2って14歳ぐらいだろ?」
チャオ「体格がっしり系が良かったから、身長もあった方が良いかなって思って。あと名前悩みすぎてシンプルになっちゃった」
ヘラ「いいんじゃない?特殊すぎて後悔するよりはいいでしょ」
チャオ「あと言葉遣いはリザードンやワルビアルみたいな感じだよ」
ゲコ「成程、口が悪いのか」
ゴウカ&アロー「おいwwwwwwwwwww」
ベト(GM)「じゃあ最後ファイアロー」
アロー「あいよー。
弓矢 翔 (ユミヤ カケル) 男性
HP 28   メンタル 29   身長178cm
高校3年生。授業中寝ている事が多い為、周りから不真面目だと思われている
バイト以外はフラフラしている

コイツおっとり系設定だから、上手く役作り出来るかなぁwww」
ゲコ「何で出来ないキャラにしたんだ」
アロー「もう出来ないと決めつけられた!くそー!見てろよ!!」
ツタ「TRPGって異性のキャラ作る人もいるけど、今回は誰もやらなかったのね」
アロー「俺めっちゃ悩んだ。でも初めてだから今回は同姓で良いかなって」
ヘラ「初めてだから、演技も出来るかも分からないからね」
ドダ「この中でTRPGやったことある奴いる?」
チャオ「ないなー。やろうかなって話は出たことあるけど、今TRPGって結構あるからね。シナリオ読んで選ぶのも大変だし」
ゲコ「俺もないな」
アロー「俺もない。動画で見た事はあるけど」
ヘラ「俺も動画見ただけでないなー」
ベト「まぁ最悪時間かかっても良いだろ。動画は前編後編に分ければ良いんだし」
ドダ「じゃあ始めていくか」
ツタ「動画では私達は映らないからね。イラストが喋ってるようにするから」


ベト(GM)「目を覚ますと、4人は真っ白い部屋にいた」
アロー(翔)「・・・ん。ココは?」
ヘラ(蒼一)「あれ?何でココに?」
ゲコ(忍)「何が、起こってるんだ・・・?」
チャオ(勇気)「誰だお前ら?それに、ココは何処なんだ?」
ヘラ(蒼一)「いや、僕達も分からないんだけど;」
アロー(翔)「とりあえず、自己紹介しようか。じゃないと呼べないし。僕は翔だよ。よろしく」
チャオ(勇気)「俺は勇気!よろしく!」
ヘラ(蒼一)「俺は蒼一だよ」
ゲコ(忍)「・・・・・・・・・忍。」
アロー(翔)「どうしようか。・・・部屋の中探索するのに。何か必要?」
ベト(GM)「いや、絵に描いてるものなら言ってくれれば説明するし、内容によっては進行する」
ヘラ(蒼一)「とりあえず、この部屋を見回すかな」
ベト(GM)「部屋の中には5つの絵が飾っているだけ。赤・青・黄色・黒の絵と大きな真っ白の絵が飾ってある」
ゲコ(忍)「この部屋に扉や窓は?」
ベト(GM)「ない」
チャオ(勇気)「部屋の壁をぶち壊して脱出」
ベト(GM)「出来ません」
アロー(翔)「あの絵を外して調べても良い?」
ベト(GM)「しかし、絵を外すことは出来ない」
アロー(翔)「じゃあ飛んで白い絵を調べる」
ベト(GM)「飛べねぇよ。一応人間設定なんだからな」
ゲコ(忍)「あの絵が出口と何か関係があるのか?」

ベト(GM)「そうすると、部屋に一人の少女が現れた」

アロー「はっ!!長いまつ毛に白い髪!見た目ネギガナイトをモデルにしたな!これはゲコネギにするフラグを立てるべきか!」 
ゲコ「立てんで良い!」
ゴウカ「モデルはそうだけど、そういうのじゃないからな」
ツタ「とりあえず、喋って良い?」
ヘラ「どうぞ;無理矢理進めないといけない状況だし」

ツタ(??)「お兄さん達、ココから出たいの?」
チャオ(勇気)「うわぁ!お前、どこから来たんだ?」
ツタ(??)「・・・絵の中から」
ゲコ(忍)「絵の中?」
ヘラ(蒼一)「ねぇ、ココから出る方法分かる?俺達、元居た場所に帰りたいんだけど」
ツタ(??)「・・・白い絵に色を付けたら、帰れるよ」
アロー(翔)「色?でも絵具とかそういうの無いぞ」
ツタ(??)「色のついた絵の中に入ったら、分かるよ」
チャオ(勇気)「絵?絵の中に入るってどうやって?」
ヘラ(蒼一)「絵に触れるとか?と、絵に触ってみる」
ベト「どの絵に触る?」
アロー「じゃあ赤で」
ドダ「お前が答えるんかい」
ベト(GM)「赤い絵に触れると、4人は赤い絵の中に入る」
チャオ(勇気)「ええ!?ナニコレ!」
アロー(翔)「待って、君の名前は?」
ツタ(エル)「・・・エル。あとは、妖精さんに聞いて」

ベト(GM)「そして4人は赤い絵の中に入る。赤い絵はこんな感じ」
ヘラ「紅葉している山の中とか、そんな感じかな?」
ゲコ「この絵の中に妖精っぽいのは見当たらないが?」
ベト(GM)「妖精はどこかに隠れていたり、何かに姿を変えているからな」
ゲコ「そういう事か」
ヘラ(蒼一)「この景色、あの絵と同じだ。本当に絵の中に入ったんだ」
アロー(翔)「あとは妖精さんに聞いてって言ってたけど、見当たらないね」
チャオ(勇気)「どこかに隠れてるか?地面って落ち葉だよね。その中に飛び込んで探す」
ベト(GM)「しかし出てきません」
アロー(翔)「僕もやるか。と落ち葉を踏んでみる」
ベト(GM)「出てきません」
チャオ(勇気)「三度目の正直!!」
ベト(GM)「出てこないって言ってんだろ!お前HPサイコロ1回分ダメージ!!」
チャオ「あぁぁ!!余計なことした!!」HP32→31
ベト「くそぉ!全然減ってねぇ!!」
ゲコ(忍)「じゃあ手前のオレンジの木の葉の中を探す」
ベト(GM)「そこにもいません」
ヘラ(蒼一)「じゃあ黄色い木の後ろは?」
ベト(GM)「そこにもいません」
アロー(翔)「もう順番に探そうか。朱色の木の後ろ」
ベト(GM)「お。翔がそこを探そうと近づくと、一人の少年が出てきた」
チャオ「あれ?これ誰モデル?」

その時PCから声が聞こえる

ヨル(??)「・・・ようこそ」
ヘラ「えぇ!その声ヨルノズク!?」
チャオ「コレ録音?」
ドダ「いや、別室にいる。俺らのプレイを見てるし、声が必要な時にはマイクで喋ってくれる」
ゴウカ「今回撮影に手伝ってくれたメンバー全員そっちにいるから」
ツタ「エルのモデルになってくれたネギガナイトも、制作に手伝ってくれたのよ」
チャオ「そうなんだ」
ワル「ゲッコウガ、さっきの聞こえてたぞー(^ω^#)」(PCから)
ゲコ「ほぎゃあ」
ピカ「こっちでも『おい』ってツッコんでたもんねwww」(PCから)
アロー(翔)「ねぇ、君がこの世界の妖精さん?名前は?」
ヨル(楓)「私は楓(カエデ)。この世界の試練を与える者」
チャオ(勇気)「試練?それをクリアすればいいの?」
ヨル(楓)「ああ。しかし・・・お前が耐えられるのならな。と蒼一に向って話す」
ヘラ(蒼一)「俺?」
ヨル(楓)「それでは、試練を始める」
ベト(GM)「と、楓が指パッチンすると、蒼一以外の3人は山から降ろされる。そして自分たちがいる方の反対側から山が燃え始める」
4人「「「えええぇぇぇぇぇ!!!」」」
ヨル(楓)「試練は簡単、1分以内に山から下りれば良いだけ。サイコロで出た分進む・赤マスに乗ったらサイコロ分ダメージ食らう。ただそれだけだ」
ヘラ(蒼一)「1分か・・・スピード勝負だね」
ヨル(楓)「そうだな。だが、炎を恐れているお前が、時間内に成功出来るのか?」
ヘラ(蒼一)「・・・!!」
ベト(GM)「そして、蒼一は自分のトラウマを語る」

ヘラ(蒼一)「小学生の時、本を読む事が大好きすぎて、友達と遊ばず本を読んでいた。同級生の誘いも断って、ずっと本を読んでいた。それを周りは良いと思わなかった。ある日教室で本を読んでいると、同級生の一人が『本があるから蒼一君と遊べないんだ!』と叫びながら俺の本に火をつけた。持っていた本は直ぐに対応して左上が燃え焦げたぐらいで何とかなったけど、その間に持ってきていた本を全部燃やされた。大切にしていた本が目の前で燃えている景色を見てから、俺は火を見るのが怖くなってしまった」

チャオ「それは、トラウマものだね」
ゲコ「大切なものを目の前で燃やされてるのだからな」
アロー「各色に誰かのトラウマがある感じか?でもヘラクロスに炎のトラウマが当たるなんて;」

ヨル(楓)「さて、どうする?一度この絵から出て他の絵の試練が終わってから来るか、現実世界に帰るのを諦めるか」
ヘラ(蒼一)「・・・やるよ。この試練」
ヨル(楓)「・・・大丈夫なのか?」
ヘラ(蒼一)「ああ。怖いけど、俺がこの試練をクリアしないと戻れないんだろ」
ヨル(楓)「・・・分かった。では、試練開始」

※+○○→○○マス進む  -○○→HP○○ダメージ
時間内にゴールまで着かなかったらorHPが0になったら試練失敗  

スタート
+5 
-5 HP30→25
+1
+5
-5 HP25→20
+2
+1
-5 HP20→15

チャオ「あぁぁぁ!出目悪くなってる!!」
アロー「ってか、ダメージでかっ!!」
ゲコ「頑張れ!」
ヘラ「・・・っ!!」

+3
+5
+1
+3 ゴール!!残2秒

全員「「「っしゃぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
ベト(GM)「蒼一、試練成功。火も消えるし何も燃え焦げていない、最初の状態に戻る」
ヨル(楓)「まさか、本当にクリア出来るとは」
ヘラ(蒼一)「あはは;怖かったー;まだ震えが止まらないよ;」
ヨル(楓)「だが、成功してよかった。と、バンダナを外す。そうすると、顔の左上部分に火傷のあとがあり、短髪」
アロー(翔)「火傷?君は炎の妖精なのに?」
ヘラ(蒼一)「・・・・・・・・・ちょっと待って。噓でしょ。ヨルノズクずるい」(泣き始める)
チャオ(勇気)「え?どういうこと?」
ゲコ(忍)「何で泣くんだ」
アロー(翔)「蒼一、何か分かったの?」
ヘラ(蒼一)「・・・君はもしかして、最初に燃やされた本?」
ヨル(楓)「ああ」
ヘラ(蒼一)「何で・・・」
ヨル(楓)「私が何故この姿でココにいるのか分からない。もしかしたら、お前が心配だったからなのかもな」
ヘラ(蒼一)「え・・・」
ヨル(楓)「私達が燃やされてから、お前は本以外で表情を失くしただろう。常に笑っているが、本当の笑顔ではないし」
ヘラ(蒼一)「そう・・・だったのかなぁ」
ヨル(楓)「無自覚か。それほど、お前のダメージが大きかったのだろう」
ヘラ(蒼一)「・・・グズッ・・・ごめんね。あの時・・・守ってあげられなくて・・・」
ヨル(楓)「お前が謝る事はない。それに、何時までも燃やされた私たちの事は気にしないれ」
ヘラ(蒼一)「え?」
ヨル(楓)「燃やされた本を、今でも大事に保管しているどころか供養しているだろう」
ヘラ(蒼一)「うっ・・・;」
チャオ「供養;」
ゲコ「それ程大事にしていたという事か;」
アロー「でも供養はスゲェな;」
ヘラ(蒼一)「供養しないと、俺の気が済まないから・・・」
ヨル(楓)「私達は本をちゃんと読んでくれたこと、大切にしてくれたこと、それだけで十分だ」
ヘラ(蒼一)「でも・・・!」
ベト(GM)「その時、少しずつ楓の体が消えていく」
ヨル(楓)「お前が私達を大切にしてくれたように、私達もお前が大切なんだ。何時までも私の事は気にしなくていい、お前は幸せになってくれ」
ヘラ(蒼一)「・・・!待って!!」
ヨル(楓)「『前を向かないと、未来が見えないぞ』」
ヘラ(蒼一)「!!」
ベト(GM)「そう言うと、楓は消え赤い欠片になった」
ヘラ(蒼一)「・・・・・・・・・楓;;」
ゲコ(忍)「・・・蒼一、楓の最後の言葉は?」
ヘラ(蒼一)「楓が本の中で、言った台詞・・・グズッ・・・俺、その台詞が・・・一番好きだったんだ」
チャオ(勇気)「そうか・・・」
アロー(翔)「・・・良い妖精さんだったね」
ゲコ(忍)「お前が大切にしていた証拠だろうな」
ヘラ(蒼一)「・・・楓、俺は現実を生きるのが精一杯だった。あの時から周りの人間が怖かった。また大事な本を燃やされそうで・・・でも、今からでも前を向くよ。怖かった炎に立ち向かえたから」
ベト(GM)「そして4人は真っ白い部屋に戻ってきた。なおHPは全回復する」
アロー「ありがてぇ!!」

ツタ(エル)「・・・おかえり。そこのお兄さん、泣いてるけど大丈夫?」
ヘラ(蒼一)「大丈夫。でも、これだけは聞かせて。妖精は君の力で作ったの?」
ツタ(エル)「・・・妖精さんは、想いの色を形にしただけだよ」
アロー(翔)「想いの色?」

ベト「さて、一回休憩するか」
ゴウカ「ヘラクロス、大丈夫?後半ずっと泣いてたけど」
ヘラ「大丈夫だけど、飲み物は取りに行こうかな」
ピカ「ねぇ、よくヨルノズク対応出来たね。何でか知ってる?」(PCから)
ヨル「そもそもコイツ(ヘラクロス)のトラウマ考えたの私だ」(PCから)
チャオ「そうなの!?」
ヨル「1日中ずー――――――っとウロウロしながら悩んでたからな」
ヘラ「何人かに聞かれたけど、この件があるから言えなくて。でもヨルノズクは絶対言わないだろうと思って話したんだ。そしたら今泣かせてくるんだもん;;」
ヨル「内容一部知ったのだから、せっかくだから企画に協力しようと思ってベトベトン達に話した」(PCから)
ヘラ「もー;飲み物取ってこよう;」
ゲコ「俺も持ってこよう」
アロー「俺トイレー」
ドダ「あいよー」
ベト「のど飴食おう。他にのど飴舐める奴いる?」

ヘラ「はーっ」
ヨル「大丈夫か?」
ヘラ「うん・・・・・・って言っても、嘘だってバレてるよね;」
ヨル「当たり前だ」
ヘラ「蒼一と違って俺は炎見ても大丈夫だけど、炎で大切な人を失う気持ち分かるから」
ヨル「ああ」
ヘラ「さて、そろそろ戻らなきゃ」
ヨル「無理はするなよ」
ヘラ「分かってるよ」
ヨル「あ、同じようなことが何度も起こるのかもしれないし、多めの水分とタオルを持って行けよ」
ヘラ「・・・脱水にならないように気を付けないとな;」


ゴウカ「じゃあ、撮影再開しようか」
全員「「「はーい」」」
アロー「なぁ、俺から始まっても良い?次の絵を選ぶ所だろ?」
ベト「ああ。じゃあどうぞ」
アロー(翔)「じゃあ次どの絵に入る?」
チャオ(勇気)「そうだなぁ・・・」
ゲコ(忍)「左から順に行けばいいだろう」
ヘラ(蒼一)「じゃあ次は青い絵かな?」
チャオ(勇気)「つーかお前、本当に大丈夫か?ここで待ってても良いんだぞ?」
ヘラ(蒼一)「心配し照れてありがとう。でも大丈夫だよ」
アロー(翔)「じゃあ入ろうか」
ゲコ(忍)「ああ」


ベト(GM)「4人が青い絵に入ると、そこは海の中・・・」
全員(-ヘラ)「「「がぼごぼぼぼぼ・・・」」」
ベト(GM)「・・・だけど、絵の中だから普通に息は出来る」
3人「「「早く言えよ!!」」」
ドダ「いや、言う前に溺れた演技をしたのはお前らだろ」
ゴウカ「ヤバwwwwwアハハハwwwwwwwwwww」
ツタ「頑張って戻ってきなさい;」
ヘラ(蒼一)「大丈夫?絵の中だから息は出来るよ?」
アロー(翔)「あ、本当だ」
チャオ(勇気)「良かったー;だけどよく分かったな」
ヘラ(蒼一)「だって息出来ない場所で試練するかなぁ。あの部屋から出さない気満々だったらともかく」
ゲコ(忍)「お前冷静だな」
ヘラ(蒼一)「少なくても妖精は中立の立場じゃないかなぁ?楓と一緒で誰かのトラウマを克服か悪化させる目的だと思うんだけど」
ゲコ(忍)「まぁ、そうだろうな。・・・と言いながら、翔の腕をつかむ」
アロー(翔)「ん?忍どうしたの?」
ゲコ「そのまま強く握る」
アロー(翔)「いだだだだ!!痛い!!」
ゲコ「そして翔にHPサイコロ一回分ダメージ」
アロー「おいテメェ!!」
ベト「認めよう!」
アロー「良いのかよ!!くそぉ後で覚えてろよ!!だぁぁ!6出しちゃったよ!!」HP28→22
チャオ(勇気)「忍、どうした?大丈夫か?」
ゲコ(忍)「大丈夫じゃない。だが、この絵は俺が頑張らないといけないものだから」
アロー(翔)「じゃあこの絵は忍の試練なんだ」
ゲコ(忍)「ああ。2人は水が怖いとかではないだろう?」
チャオ&アロー「「弱点」」
ベト「誰がお前らの答えを言えって言った。キャラの答えを言え」
チャオ(勇気)「俺は違うな。翔は?」
アロー(翔)「僕も違うよ」
ゲコ「トラウマって妖精が出てこないと言えないのか?」
ベト「いや、ゲッコウガのは今言っても良い」
ゲコ「なら言う」

ゲコ(忍)「俺は昔から小柄な事で虐められてきた。そいつ等を見返してやろうと水泳を習った。優勝まではいかなくても、それなりの戦績を残していた。それでもアイツ等は俺を虐めていた。ある日、虐めっ子が俺をプールに突き落とした。プールから出ようとしても棒とかを使って俺を沈めてきた。そして俺は溺れた。それ以来俺は水の中に入るのが怖くなった。風呂も半身浴が限界な位にな」

ヘラ(蒼一)「うわぁ、今時の若者って怖いね;」
ゲコ(忍)「お前に言われたくない」
アロー(翔)「2人の同級生達がやばいんだよ;常識を持っていればそんな事しないし;」
チャオ(勇気)「そうだな。少なくとも俺の周りにそんな奴いなかったし」
ゲコ「ちなみに水タイプなのに水が怖い設定辛い。むしろ入るの大好きなのに」
ドダ「急に素を出すな」
チャオ「ミジュマルは水中で目を開けられないけど、入るの好きだったもんなー;」
アロー(翔)「さてと、君のトラウマも聞いたし妖精さん探そうか」
ヘラ(蒼一)「さっきの話的に、海の生物に化けてはなさそうだけど」
チャオ(勇気)「深海とか?あの黒い所」
ベト(GM)「違います」
ゲコ(忍)「このワカメ?の所に隠れているとか?」
ベト(GM)「違います」
ヘラ(蒼一)「珊瑚の所に隠れている?」
ベト(GM)「お?どっちの?」
ヘラ(蒼一)「え?じゃあ紫の方」
ベト(GM)「違います」
ヘラ(蒼一)「ならピンクの方?」
ベト(GM)「違います」
アロー「どっちも違うんかい!!」
ゲコ「良い方的にどっちかが当たりだっただろ!!」
チャオ(勇気)「じゃあ赤い貝の中に隠れてない?」
ベト(GM)「ない」
アロー(翔)「後は何だろう?カニか魚に化けてる?」
ベト(GM)「違う」
ゲコ(忍)「あ、泡が妖精じゃないか?」
ヘラ(蒼一)「泡?」
ベト(GM)「忍がそう言うと、泡が一箇所に集まり妖精になる」
ゲコ「本当に妖精になった。ボケて言ったんだが」
アロー「ボケたんかいwww」


ゴウカ(??)「よく見つけたね」
ゲコ「?見た目はウオノラゴンなのに声はゴウカザルなんだな」
ゴウカ「前に演技させたんだけど、雰囲気が違ったから」
ウオ「あとねぇ、アドリブ出来なかったから;演技って難しいねぇ」(PC)
全員「「「ねー」」」
ツタ「ゴウカザルが戻ってきてよかったわ;」
ドダ「溺れた演技の後ファイアローのHP減らされて腹筋崩壊しかけたもんな。トラウマ語りから落ち着いてきたけど」
ゴウカ「笑っちゃいけないと思って耐えてたら戻ってこれた。あぶねー;」
ヘラ「それは危なかったね」
ゲコ(忍)「お前が、試練を出す奴か?」
ゴウカ(浪)「そうだよ、浪(ナミ)って言うんだ。よろしく」
アロー(翔)「ねぇ、今回の試練を受けるのって」
ゴウカ(浪)「忍だよ」
ゲコ(忍)「やはりそうか」
ゴウカ(浪)「でも、本当に試練を受けるの?」
ゲコ(忍)「どういう意味だ」
ゴウカ(浪)「だって君は、あの時『このまま泡になって死にたい』って思ってたじゃない」
ゲコ「!?そうなのか!?」
全員(裏方含む)「「「wwwwwwwww」」」
アロー「ちょwwwwwそうなのかってwwwwwwwwww」
ゴウカ「アドリブ対応してよwwwwwwwこれからもあるんだよwwwwww」
ゲコ「スマナイwwwww予想外すぎたwwwww」
ゴウカ(浪)「はーっ(深呼吸)あれ?もしかしてショックで忘れちゃった?」
ゲコ(忍)「そうなのかもな」
ゴウカ(浪)「それでどうする?試練を受ける?一度逃げる?それとも・・・本当に泡になって消えてもいいよ?」
ゲコ(忍)「!?」
ゴウカ(浪)「ここなら出来るよ。立ち向かったって未来にはもっと絶望することがあるかもしれない。苦しい思いをするなら・・・」
ゲコ(忍)「試練を受ける」
ゴウカ(浪)「!!」
ヘラ(蒼一)「忍、いいの?」
チャオ(勇気)「一度別の試練をして、落ち着いてたからでも良いんだぞ」
ゲコ(忍)「いや、仮にそうした所でこの試練を受けることに変わりはない」
アロー(翔)「・・・大丈夫なの?」
ゲコ(忍)「大丈夫な訳あるか。怖いものは怖い。・・・だけど、赤い絵の出来事を見せられたら、俺も頑張らなきゃって思うだろ」
ヘラ(蒼一)「・・・?」
ゴウカ(浪)「ふーん、そっか。なら、そんな気持ち・・・沈めてあげるよ」
ベト(GM)「浪がそう言うと、岩の隙間に穴が現れる。その穴は小柄な人がやっと通れるくらいの大きさしかない」
ゲコ(忍)「成る程、だから小柄設定なのか」

ゴウカ(浪)「制限時間は1分。サイコロの出目分進んでゴールまで着くだけ。分岐点はそのとき出た出目によって変わるよ。最長ルートだと大きい出目を出し続けないとクリア出来ないよ」
ゲコ(忍)「だが、赤い絵の時みたいにダメージ食らう訳ではない。頑張って振り続けるしかないな」
ゴウカ(浪)「それじゃあ、スタート」

1
5←最長ルート
ゲコ「うわぁぁぁ!!最長ルートになった」
アロー「あぁぁぁ!!」
ヘラ「頑張れ!!」
4
4
5
5
1
5
チャオ「出目は良いよ!いけるいける!!」
5
6
3
4
1
ピピピピピッ

ベト(GM)「時間切れ、残4マス、ミッション失敗」
全員「「「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
ゲコ「くそぉ!あと少しだったのに!!」
アロー「惜しい!」
ベト(GM)「ミッション失敗したため、忍は目の前から現れた大量の水によって入り口に戻される。忍にメンタル値サイコロ2つ分ダメージ」
ゲコ(忍)「うぐっ!はぁ・・・はぁ・・・」(メンタル値26→18)
チャオ(勇気)「忍、大丈夫か?」
ゲコ(忍)「運が悪かったか・・・。試練はもう一度出来るんだよな」
ゴウカ(浪)「出来るよ。自分が壊れるまでは」
ゲコ(忍)「なら、もう一度受ける」
ゴウカ(浪)「いいの?」
ゲコ(忍)「ああ」
ゴウカ(浪)「そんなに元の世界に戻りたい?また虐められるかもしれないよ」
ゲコ(忍)「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゴウカ(浪)「あの事件のあと別の学校に通っても、中学でも、ずっと小柄な事で虐められてたでしょ?」
ゲコ(忍)「だが、高校ではまだ何も起こっていない。虐められないかもしれないし、虐められても大人になったら何も言われないかもしれない」
ゴウカ(浪)「何でそんな事言えるの?」
ゲコ(忍)「こいつらは、そんな事言ってこないからだ。むしろ、俺の事を心配してくれる。・・・と、3人の方を見る」
3人「「「・・・!!」」」
ゲコ(忍)「今までは環境が悪かったんだ。俺はそんな事言われない環境があるって、これから先に信頼できる人が現れるって、信じたい」
ヘラ「・・・待って、泣く」
ドダ「お前涙腺弱くね?」
アロー「俺も泣きそう。翔だったら泣かないのに」
チャオ「頑張って;」
ゴウカ(浪)「ふーん。それじゃあ、始めようか」
ゲコ(忍)「ああ」

ゴウカ(浪)「それじゃあ、スタート」
5
3←最短ルート
5
3
5
3
5
ゴール
ベト(GM)「・・・残20秒。試練クリア」
全員「「「早っ!!」」」
ゲコ「1回目に出てほしかった!」

ゴウカ(浪)「ふーん、クリアしたんだ。つまらないの。・・・と言い、身体中から泡が出て消えかける」
チャオ「消えようとするの早っ!!」
ゲコ(忍)「待って!」
ゴウカ(浪)「・・・希望を持っているなら、君は消える意味ないでしょ」
ゲコ(忍)「!!」
ゴウカ(浪)「一人ぼっちで、周りと関わらないように気配を消しながら生きてさ。そうしながら生きるくらいなら泡になって消えて僕の仲間になってもらおうと思ったのにな」
ゲコ(忍)「・・・お前、寂しかったのか?」
ゴウカ(浪)「・・・それは、君の心に聞いてよ」
ベト(GM)「そう言うと、浪は泡となって消えた。そして目の前まで届いた一つの泡が青い欠片になった」
ゲコ(忍)「・・・浪」
アロー(翔)「妖精さんにも、色々いるねぇ」
チャオ(勇気)「そうだな。あいつは敵側だったのか?」
ゲコ(忍)「いや、アイツなりに心配してくれたんだろう」
ヘラ(蒼一)「・・・そっか」
ゲコ(忍)「・・・時間はかかると思うけど、元の世界に戻ったら、周りの人と関わってみようかな。全員が悪い人間じゃないと知れたから」
ベト(GM)「そして4人は真っ白い部屋に戻ってくる」

ベト「さて、休憩どうする?」
全員「「「・・・・・・・・・・・・」」」
ドダ「無くてもいいんじゃね?誰も何も言わないんだし」
ベト「じゃあ続行」

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